活動レポート

『500times vol.4』 高島 俊思 さん(呉市下蒲刈町)のご紹介!

『500times vol.4』  高島 俊思 さん(呉市下蒲刈町)のご紹介!
「観光やワーケーションで人を呼び込み、雇用を生み出す」

「観光やワーケーションで人を呼び込み、雇用を生み出す」

知県出身。南国パラオでツアーコーディネーターとして6年間過ごしたあと、パラオから日本へ帰るタイミングで、パラオと同じように海が近い「島暮らし」に憧れていろいろ探していたところ、呉市の地域おこし協力隊の募集に出会いました。

平成27年に呉市とびしま海道地域おこし協力隊として、下蒲刈島へ移住。島と本土が橋で繋がっており、総合病院まで車で30分という子育てしやすい環境だったのも決め手でした。

令和元年には、とびしま海道へ農泊で観光客を呼び込むため、地域の事業者さんやまちづくり協議会などからなる「未来へのとびしマーレ構想協議会」を立ち上げました。新しいマイクロツーリズムプログラムの作成、地域ならではの特産品を活かした赤紫蘇を使った「アロマミスト」などの商品開発・販路開拓、100kmマラソン「とびしまウルトラマラニック」の開催、豪州向けのサイクルツーリズムのプロモーション、そして移住希望者への情報提供や交流促進、定住支援など、さまざまな事業を進め、マスメディア、SNSを利用しての情報発信などにも力を入れています。

また同時に、このような地域活性化の取組みを通して観光関連の生業を生み出すことで、子育て世代が移住しやすい環境づくりをめざしています。

もちろん地域にはさまざまな思いを持っている方々がおられます。全員の賛同を得ることは難しいのですが、私たちを応援してくれる方や「一緒にやりたい!」と参加してくれる方もいらっしゃり、自身の取組みの後押し&励ましになっていることを感じています。

さらに、自分たちの活動をいつも後押ししてくださる呉市役所さんと、下蒲刈町への「梶ヶ浜コワーキングスペース」設置と運営を協働で取り組ませていただいています。

今後はそのコワーキングスペースを拠点に、ワーケーション事業にも力を入れていきたいと考えています。イベントやFacebookライブなどで、来場者のみなさんに施設の活かしかたなどをお聞きしようと、オープン日には美味しいコーヒーを用意して無料開放したり、来場できない方にもFacebookライブで施設の説明をさせて頂きました。

ワーケーションは一つのツールであり、下蒲刈に来てもらって、地域に関心を持ってもらうきっかけになります。

個人的には、趣味のトライアスロン、マラソンで、日々島のきれいな空気の中で体を動かし楽しみつつ、「“踏み出す”勇気と“続ける”根性があればなんでもできる!」を意識して人生にチャレンジし続けています。

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高島 俊思さん(呉市下蒲刈町)
ビルックス株式会社 コテージ梶ヶ浜利用促進担当
株式会社Alii Tobishima 代表取締役
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