1984年 東京都出身。 2020年4月、尾道市御調(みつぎ)町へ移住。
現在、尾道市北部の御調町菅野地区に有る『尾道柿園』にて勤務。
御調町はかつて正月飾りの「串柿の里」として栄えていましたが、今ではその文化が無くなり、その替わりに『尾道柿園』では県内でも秋の風物詩となった“柿色のカーテン"と言われる「干柿の里」となりました。
さらに、山々に残った柿を生かす為、干柿生産以外に「柿酢」・「ドライフルーツ」・「柿の葉茶」等の新たな柿製品となる加工食品の開発の他、染料や塗料となる「柿渋」の生産も行っており「柿の6次産業化」に勤めております。
その他にも、近隣の山々を守りながら山菜やメンマ等の山の幸も提供しております。
また、自身は以前から、海外で数十ヶ国・地域を訪問・研修・農業指導経験等が有り、アメリカ合衆国カリフォルニア州のオーガニック・ファーム(Full Belly Farm)では1年半の勤務、JICA青年海外協力隊にてブータン王国で野菜栽培の技術指導を2年間行っていました。
同時に、「社会教育士」の資格を活かして、同町内の小学校・中学校・高校等での「総合の時間」(まなびのとびら)において、授業への参加・指導を行い子どもや若い世代に向けて地域の魅力の発信・地域探求の機会の創出活動と合わせて、町内の小学生と共に新たな柿製品の開発を授業で行っています。
さらに、前職の尾道市地域おこし協力隊として活動していた際から、同町内の県立御調高等学校の学校運営協議にも関わっております。
その中で、「地域」と「学校」との「学び」を通じた繋がりについて、今でも継続して取り組んでおり、高校生等と農産物の商品開発やイベント開催等に関わっています。