活動レポート

今年度最後の開催!第10回オンライン交流会 事後レポート

今年度最後の開催!第10回オンライン交流会 事後レポート

みなさんこんにちは。
チーム500地域づくり知恵袋です。

本日は3月21日に開催しました、今年度最後のオンライン交流会の事後レポートをお届けします。

〈ゲストは広島市の藤田和真さん♪〉

〈ゲストは広島市の藤田和真さん♪〉

今年度最後の交流会は、移動販売事業を行っている 藤田和真さんです。

藤田さんは、12年以上飲食店を経験。その後2016年に、地元である廿日市市の食材を使ったお店を作るため「宮島口団子」を開業し、移動販売事業を立ち上げました。また、ご自身の「自分の店を持ちたい」という夢と、奥様の「自給自足の生活をしたい」という夢を叶えるべく湯来町に移住して、活動しています。


オンライン交流会の前半は、藤田さんに移動販売事業の実情について、お話いただきました。

〈移動販売事業を進める上で大切なポイント〉

〈移動販売事業を進める上で大切なポイント〉

藤田さんが考える「移動販売事業を進める上で大切なポイント」をご紹介していただきまし
た。それを、まとめてご紹介します。

◎どのように差別化するかが大切!

◎どのように差別化するかが大切!

移動販売は、商材によって競合が多いため、他店と差別化をどう図るかが大事だと言われていました。例えば、唐揚げ・クレープなどです。

藤田さんは地元産のものを活用し、多様な商品を用意できることが自身の強みであると、お話されていました。例えば、商品の一つであるお団子は、地元産の米粉を活用しています。他にも、湯来町の原木椎茸や生口島の柑橘類を活用した商品開発も行なっています。

出店場所やイベントのニーズに合わせて、商品開発・販売する重要性を参加者に、伝えていただきました。

◎売上の上がりやすい場所を探す!

◎売上の上がりやすい場所を探す!

移動販売の強みは、「どこでもお店を出せること」です。高速道路のサービスエリアやスーパーなど、多くの人が集まる場所でも天候や季節によって、売上は変わります。

出店経験を重ねる中で、売上が見込める場所を探し、出店計画を立てることが大事です。また、出店場所で売れている店を観察し、看板やポップなどを改善することで、お客様の反応率も変わってきます。

◎開業費を抑える工夫をする

移動販売の開業は、初期費用として車両の購入費用やキッチン設備の改修費用などが必要です。初期費用は、中古車両を購入することで抑えることが可能です。また、活用できる補助金なども探してみるといいかもしれません。

移動販売を検討している方については、テストマーケティングとして、キッチンカーをレンタルすることもおすすめです。ただし、一般的にレンタルはコストがかかるため、自身の目的に合わせて活用することが望ましいです。自治体・商工会議所・商工会が、イベントでテストマーケティングの機会を作っている場合もあるため、自分にマッチした開業方法を模索してみてください。

〈 参加者同士の交流タイム 〉

藤田さんの活動紹介を聞いた後は、参加者が小グループに分かれて、交流を行いました。参加者それぞれの活動状況を共有していただき、中山間地域の可能性について、情報交換しました。

〈まとめ〉

令和5年6月から始めたオンライン交流会は、今年度全ての回が終了しました。
参加してくださった皆さん、ゲストとしてお越しいただいた皆さん、ありがとうございました!

これからも、チーム500登録者の方が繋がる機会を作っていく予定です。今後とも、よろしくお願いいたします。