活動レポート

〈11月度オンライン交流会 事後レポート ゲスト:生原誠之さん〉

〈11月度オンライン交流会 事後レポート ゲスト:生原誠之さん〉

地域づくりサポートデスク

みなさんこんにちは。
チーム500地域づくり知恵袋です。

今回は、11月に行われた「オンライン交流会」のレポートをお届けします。


11月度のゲストスピーカーは、生原商店代表の生原誠之さんでした。
生原さんは、三次市の浄水場から取れる泥を使った土壌改質材の「瀬織」や「せとうちコンポスト」といった商品を販売しておられます。
今回は、この瀬織が誕生するまでのストーリーや体験、そしてこれから考えている事業についてお話ししていただきました。

〈「瀬織」ができるまで〉

〈「瀬織」ができるまで〉

生原さんはある時、三次市で浄水場の管理をしている徳本製作所の徳本さんと出会いました。そして、浄水場に溜まった泥は、廃棄物として処理されていたけれど、実はミネラル分が多く含まれていて、良質な土であることを知りました。

その後大学と連携して数値的な裏付けができるようになると、廃棄物とされていたものが、畑などに良い養分を含んだ「土壌改質材」として生まれ変わったのです。
そこからブランディングを行い、「瀬織」として商品化し、販売がスタートしました。

〈衣食住の全てに繋がっていく商品開発ビジョン〉

〈衣食住の全てに繋がっていく商品開発ビジョン〉

生原さんは現在、せとうちコンポストを活用した商品開発や瀬織ショールームのオープン等にも、積極的に取り組まれています。
コンポストや「瀬織」は、畑の土を豊かにし、野菜や植物を育てて、料理などで出る端材はコンポストに入れて土に戻し、また畑に戻っていく、という循環を作り出しています。
それに加えてこれからは「瀬織」という商品を軸に、空き家問題の解決や耕作放棄地の活用なども解決できるビジョンに向けて、日々活動されています。


ひとつの製品を、多角的に普及させていくためには、生原さんのように、地域課題を資源と捉えて、掛け合わせれば何ができるか?を考えるのも、大事だということを学ばせていただきました。

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地域づくりサポートデスク

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