〈10月度オンライン交流会事後レポート〉
地域づくりサポートデスク
みなさんこんにちは。
チーム500地域づくり知恵袋です。
本日は、先月行われた「第5回オンライン交流会」の模様をレポートします。
〈ゲストスピーカーは廿日市市の益田三寛さん〉
10月度のゲストスピーカーは益田三寛さんでした。
廿日市市吉和にあるめがひらスキー場で働いた事をきっかけに吉和に移住し、現在は兼ねてから好きであった映像制作で事業を立ち上げ、ビデオグラファーとして活動されています。
そんな益田さんは、スキー場で地域の魅力を伝える動画のサイネージ設置資金を集めるため、クラウドファンディングに挑戦しておられます。今回はそのクラファン挑戦におけるリアルな声を聞かせていただきました。
〈クラファンを立ち上げるまでの経緯〉
兵庫県出身の益田さんは元警察官で、35歳で退職したあと、4年間世界一周の旅をしておられました。しかしコロナを機に日本に帰国し、旅の様子をSNSで発信していたそうです。
その後、縁あって廿日市市のめがひらスキー場で働くことになり、そのまま廿日市市に移住されました。
益田さんは、これまでのSNS発信の経験を活かして、スキー場でのSNSの発信や、廿日市市の業務委託を受けて、地域の魅力をSNSで発信する事業もされていました。
そんななか、スキー場のオフシーズンになると吉和地域を訪れる人が減少することに寂しさを感じ、地域の魅力を動画にしてスキー場内のサイネージでPRすることを思いついたのだそうです。
〈実践してみて感じたクラファン実施までに大切なこと〉
交流会に参加されていた方のほとんどが、クラファンに興味があったり実際に挑戦されている方でした。参加者の皆さんから、今後の参考になる質問もあがりましたのでご紹介します!
【Q.クラファンサイトの選び方は?文章は自分で書きますか?】
クラウドファンディングサイトは、それぞれに特徴があります。私は手数料の違いや支援してくださる方の使い勝手の良さを比較して選びました。
またサイトに掲載する文章は、基本的には自分で作成しました。サイト上で掲載される際に、太字だけを読んでもどんなプロジェクトなのかがわかるように意識し、見てもらった人の目を惹くように写真も美しいものを掲載することを心がけました。
【Q.リターン設定の考え方はどうしたらいいですか?】
今回のクラファンでは、地域の小規模事業者さんにもたくさん協力していただきました。リターンの提供を受ける代わりに、スキー場で流す動画の撮影をさせていただくことでお互いにとってメリットのあるやり方ができていると思います。
地域を巻き込む際に感じたのは、今まで自分がやってきたことが如実に出てくるということです。日頃からさまざまな方と関わり、協力してくださる方を増やしておくことも大事ではないかと感じます。
【Q.クラファン期間中のPR方法について教えてください!】
普段は映像を撮る側なので、自分が表に出ることはほとんどありません。ですが、この期間中はやれることは全部やってみようと思い、SNSのライブ配信等で実際に自分がしゃべってPRしています。
クラファンに挑戦していることのアピールはとにかく大事です!
挑戦期間中にも、そのプロセスを見せて支援してくれる人を増やしていこうと思っています。
益田さんのクラファンページはこちらからご覧ください。
〈クラウドファンディング挑戦者を応援します!〉
チーム500では、地域づくり活動におけるクラウドファンディング活用を検討している方のサポートも積極的に行っています。相談窓口は「地域づくりサポートデスク」です。ぜひお気軽にご相談ください!
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