ついに見たかった風景が実現

3月28日（火）、オープンの日を迎えたそらや。オープンから2日間の出店は吉舎町内の「KOTA」さんでした。おいしそうなデリの数々がショーケースを華やかに埋めて、商品棚はシンプルで洗練された焼き菓子が。この瞬間、私たちは「そらやがちゃんと仕上がった」という安堵感を味わいました。当日は天気も良く、なんと11時の開店前から続々とお客さんが…。その後は平日にも関わらずなんと1時間程度で売り切れるという盛況ぶり。

そらやの向かいに位置するkissaからその様子を眺めている私たちの胸の中は、喜びに満ちていました。この景色が見たかった！まさにそれでした。ついこの間まで誰にも使われていなかった「空き家」。そこに今こうして人が集っている。しかし私たちはただ、この場所に名前をつけて、空間を作っただけ。目の前にある空き家を「もっと楽しもう、遊んでみよう」とスタートさせた実験みたいなものなのです。
これから使う方のカラーで、そらやはどんどん変化していくでしょう。その経過を私たちも一緒に楽しんでいこうと思います。