活動レポート

〈令和4年度第2回 さとやま未来円卓会議事後レポート〉

〈令和4年度第2回 さとやま未来円卓会議事後レポート〉

みなさんこんにちは。
チーム500運営事務局です。

さて、先日3月10日(金)に、
オンラインで開催しました、今年度2回目となる、さとやま未来円卓会議の模様をレポートでお伝えします。

〈「規格外野菜で作ったクラフトビールを広島ブランドに!」三次市 岡田アントニールイスさん〉

〈「規格外野菜で作ったクラフトビールを広島ブランドに!」三次市 岡田アントニールイスさん〉

1人目の登壇者は三次市でHIROSHIMA NOH BREWERYを立ち上げられた、株式会社なちゅbioの岡田アントニールイスさんです。

岡田さんは、2022年に農家から出る規格外野菜を使ったクラフトビールの醸造所を立ち上げられました。現在は、クラフトビールを作るだけでなく、そこで出た搾りかすから堆肥を作るなど、資源循環などにも精力的に取り組まれています。
このビールを、より多く生産・販売し、規格外野菜の活用を広げていけるよう、広島ブランドとして売っていきたいと考えられ、そのための具体的な取り組みについてアドバイスを求めました。構成団体からは、「広島県産応援登録制度」の紹介があったほか、広島県の山田CBOからはブランディング面でのアドバイス等もありました。

〈「ライブコマースで地域を元気に!里山の魅力をPRしたい!」広島市 吉田峻さん〉

〈「ライブコマースで地域を元気に!里山の魅力をPRしたい!」広島市 吉田峻さん〉

吉田さんは、広島のスポーツ現場で会場内のMCを行うといった司会業のかたわら、2021年よりライブコマース事業「アライブ」を開始されています。
ライブコマースとは、テレビショッピングのネット版のようなもので、ライブ配信を見ながらリアルタイムでネットショッピングができるというサービスです。
これまでの実績を踏まえた上で、現在は販売する商品や連携する農家・企業などを増やしたいとのことで、その方法についてアイデアを求められました。

構成団体からは、商品網のなかでまずはひとつキラーコンテンツを作ることの大切さや、ありたい姿を明確にすることの重要性などビジネスの姿勢へのアドバイスがありました。また、農業の団体とのコラボ企画の可能性についてもこれから連携したいといった声がありました。

〈「おがうちエコビレッジ計画」広島市 石川華奈さん〉

〈「おがうちエコビレッジ計画」広島市 石川華奈さん〉

石川さんは、広島市安佐北区安佐町の自然豊かな土地にある、シェアスペース「おがうちてらます」で管理人をしています。この地域の自然を、後世に残していくために里山全体をフィールドワークができる場所としてシェアし、みんなで整備するというビジョンを掲げて活動しておられます。
2025年には「おがうちエコビレッジ計画」を実現させることを目標に、今回はフィールドワークのプログラム化やそこで収益をあげる方法、大学・企業との連携体制の構築についてのアドバイスを求められました。
構成団体からは、NPO法人化することで組織としてできることが増えるのでは、という提案や、小さな金額からでも収益を村の中で発生させていくことの可能性などのアドバイスがありました。

〈玉井優子副知事からのコメント〉

〈玉井優子副知事からのコメント〉

玉井優子副知事からは、「このひろしま里山・チーム500は令和5年2月末時点で、メンバーが591人になりました。県内の意欲あふれる方々と一緒に、広島から新しい里山のモデルを作っていけたらと思っております。」とコメントをいただきました。

登壇者のみなさんの活動が気になる方は、ぜひチーム500WEBサイトのプロフィールやSNS等でご覧くださいね。