柳宗悦が『手仕事の日本』でヤママユ織りについて次のように言っております。「この国が持つ特色ある手仕事としては、何よりも「山繭織《やままいおり》」を挙げねばなりません。可部《かべ》地方のもので黄と褐との色合いを持つ織物であります。・・・・・・美しい布でありますから、本来なら流行などに左右されないでよいはずであります。もし郷土の品に誇りを誰も持つようになったら、必ずや勢いを得てくるでありましょう。いつかきっと見直す人が出て再び立ち上ることと思います。 」
　私たちは先人の志を引き継ぎ、かつてのヤママユ織りを復活させ、ヤママユ織りを通して、地域の活性化を踏まえた新たな街づくりに取り組んでいきたいと思います。どうぞ、一緒に里山づくりにもご参加いただける方、ヤママユ織りを体験してみたい方、お気軽にアクセスしてみてください。