令和7年1月18日(土)開催!交流会レポート 「地域で支える介護とコミュニティの重要性」

施設見学を通じた地域医療の学び
2025年1月18日(土)、呉市豊町久比にて「地域で支える介護とコミュニティの重要性」をテーマにした現地交流会が開催されました。本イベントには、ナースアンドクラフト株式会社の深澤裕之さんを迎え、地域に根ざした介護のあり方や、地域のつながりを強化する方法について学ぶ貴重な機会となりました。
イベントは、まめなプロジェクトが運営する施設の見学からスタート。訪問看護ステーションの設備やヘルスツーリズムの取り組みが紹介され、地域住民がどのように健康を維持しながら暮らしているのかが共有されました。特に、地域に開かれた看護の仕組みや、利用者が主体的に関わるプログラムが参加者の関心を集めました。
コミュニティランチで深まる交流と支え合い
施設見学の後は、地域住民や参加者同士の交流を目的としたコミュニティランチが行われました。単なる食事の時間ではなく、参加者が自ら準備や片付けを行うことで、自然な交流が生まれる工夫がされていました。食卓を囲む中で、介護や地域づくりについての意見交換が活発に行われ、参加者同士のつながりが深まりました。
また、地元食材を活かした料理が提供され、食を通じて地域の魅力を再認識する機会にもなりました。健康的な食事とコミュニティの温かさが相まって、参加者からは「このような場が定期的にあるとよい」との声も聞かれました。
「孤独を防ぎ、つながる地域づくり」について
午後の講演では、深澤氏が自身の経験をもとに、介護の枠を超えた地域づくりの視点を語りました。特に、「孤独を防ぎ、社会とのつながりを維持することの重要性」や「高齢者が地域の一員として役割を持つことの意義」について具体的な事例を交えながら説明されました。
また、コミュニティランチのような場を社会的処方箋として位置づける考え方や、地域の実情に応じた在宅看護の実践方法についても詳しく紹介されました。講演後には、参加者からの質問が相次ぎ、実際の地域づくりに活かすための具体的な方法について活発な議論が行われました。
地域の未来を考える有意義な時間に
今回のイベントは、単なる知識の共有にとどまらず、参加者自身が地域の介護や医療について真剣に考える機会となりました。特に、地域での支え合いや、健康を維持するための工夫についての学びは、参加者にとって大きな気づきとなったようです。
今後も、地域とつながる場づくりを継続しながら、実際の地域課題に取り組んでいくことが期待されます。地域住民や関係者が協力し合いながら、より良い地域医療と介護の仕組みを築いていくことが求められています。
今後も、チーム500登録者同士の交流を深める機会を創出していきます。次回のイベントは令和7年2月20日(木)20時からオンライン交流会を開催予定です。よろしくお願いします。