活動レポート

畑の食品ロスを活用したパン屋がオープン!

畑の食品ロスを活用したパン屋がオープン!

プチヘルメース

山県郡北広島町南方1927-1

看板メニューのプチカンパーニュ

看板メニューのプチカンパーニュ

広島県北広島町にひっそりとオープンしたパン屋「プチヘルメース」。チーム500に参加したこの小さなベーカリーは、単なるおいしいパンを提供する場所ではありません。持続可能な開発目標(SDGs)を強く意識し、地域社会の活性化と環境への配慮を両立させる、未来志向のビジネスモデルを体現しています。

規格外のいちごで起こした酵母

規格外のいちごで起こした酵母

規格外ながらも品質には問題のない地元産の野菜や果物を積極的に活用したパン作りは、「プチヘルメース」の大きな特徴です。これにより、地域農家の支援と食品ロス削減という二つの重要な課題に同時に取り組んでいます。また、廃校となった旧南方小学校をリノベーションして店舗を構えるという試みは、地域に新たな賑わいをもたらし、コミュニティの再生にも貢献しています。

私の「もったいない」という強い思いが、このパン屋を誕生させました。北海道から北広島町に移住して、地域で課題となっている食品ロス問題に真摯に向き合い、その解決策として私はパン作りを選びました。地元の恵みを活かしたパンは、地域の人々に新たな価値を提供し、「今日のパンが、未来の野菜に。」という想いを込めています。

また、生ごみはコンポストをして、肥料にしています。ドリンクカップやお菓子の袋など、コンポスタブルなものを取り入れることでゴミという概念ではなく、育てる人、作る人、食べる人の循環を目指しています。

「プチヘルメース」の取り組みは、地域経済の活性化、コミュニティの再生、そして持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩だと思っています。この小さなパン屋の挑戦は、中山間地域における持続可能なビジネスの可能性を持っているはず。
是非店舗をご覧になってください。プチヘルメースのパンを食べれば、きっと、優しい気持ちになるはずです^⁠_⁠^

インフォメーション

プチヘルメース

時間
水、土の11:30〜15:30
Tel
050-3092-1237