元気さとやま応援プロジェクト補助金 活用事例紹介 三原市 滝口翔太さん

元気さとやま応援プロジェクト補助金 活用事例紹介 三原市 滝口翔太さん

〈この記事では、チーム500登録者限定の制度「元気さとやま応援プロジェクト補助金」を活用された方の事例を紹介しています〉



プロジェクト名

空き家を活用したゲストハウス作り




プロジェクト概要

新型コロナをきっかけに移住した三原市大和町で、地域おこし協力隊(2020年から2023年)をしながらゲストハウスを作りました。もともと地域の方の交流の場となっていた空き家を紹介してもらい、改装して、一棟貸しの形で宿を運営しています。



補助金を活用して実施した内容

ゲストハウスの改修工事費として補助金を活用しました。具体的には、宿泊できるように脱衣所や洗面所を整備し、天井の改修も行いました。長年、人が住んでいなかったので湿気等での痛みもありましたが、日本家屋ならではの立派な梁などの良さを活かしながら、くつろげる空間作りができました。



補助金を活用した結果

2023年8月にオープンし、1年間で40組、のべ約300人が宿泊してくださいました。最大18名まで宿泊できるため、スポーツチームの合宿や県外企業の出張時の宿泊先として、団体の方にもご利用いただいています。


プロジェクトのこれから



地域の繋がりが生み出した宿

住民も利用できる憩いの場所に

協力隊として始まった地域の方との交流がきっかけで、この場所作りができました。オープンから1年が経ち、地元の観光農園などを目的に大和町に来てくださる方も増えています。今後も、この宿を利用しがてら大和町に来てくださる方が増えるといいなと思っています。宿泊だけでなく日帰り利用もできるので、地域の方のコミュニティスペースやカラオケなどで活用していただきながら、より一層、憩いの場として親しんでいただける場所を目指していきます。



地域との協働内容

・和木地域活性化実行委員会

地域おこし協力隊着任時から関わりがあり、現在はそのメンバーとしてセンターの運営や草刈りなど地域行事を行っています。本事業においても、古民家改修時に解体作業等を手伝っていただきました。


・和木地域ふれあい交流センター

交流センターでふれあいサロンを利用される地域の女性が、ゲストハウスの清掃などを手伝ってくれています。仕事の後も、ゲストハウスでお茶をしながら、地域の人同士の交流も生まれています。


・サテライトオフィス利用企業さま

交流センターを利用している企業の方と意見交換をさせていただいています。今後のゲストハウスの活用方法などもアイデアをいただいています。



プロフィール

ゲストハウスHaku オーナー

滝口翔太さん

鳥取県鳥取市福部町出身。東京で18年間音楽活動などを行っていたが、田舎へ移住したいとの思いから、2020年8月に地域おこし協力隊として移住。現在は、ゲストハウスのオーナーや、「ゲストハウスHakuの大きなスペアリブ」の販売も行う。また、ゲストハウス横の建物を改装し、レコーディングスタジオを開設準備中。