元気さとやま応援プロジェクト補助金 活用事例紹介 庄原市 樫原節男さん

元気さとやま応援プロジェクト補助金 活用事例紹介 庄原市 樫原節男さん


プロジェクト名

地域と企業と都市部の大学と共同で地域資源を活かし地域を創造する





プロジェクト概要

東城の街並みの景観整備や、地域の方々と都市部の学生の交流を促進するため、空き家なっている歴史的建造物のDIY や修繕を実施しています。地域の方にとっては、参加者のサポートをきっかけに新たな交流が生まれ、地域に活気と生きがいが生まれています。




補助金を活用して実施した内容

歴史的建造物であるヤマモトロックマシン(株)の旧本社をリノベーションし、カフェやイベントなどで利用できるよう、備品を購入しました。2階のスペースの壁は当時の色を再現できるよう修繕し、音楽イベントなどに活用できるようになりました。




補助金を活用した結果

令和5 年7 月から令和6 年1 月までの月2 回、DIY や音楽イベントなどを開催しました。DIYイベントには、全6回、のべ約100 人が参加し、地域の方と交流することができました。




プロジェクトのこれから
文化と創造の集まる場所へ

2024 年7 月に、この建物が国登録有形文化財として答申されました。今後は、カフェの常時開店を目指し、イベントの場所貸しとしても運営する予定です。また、広島市立大学などと連携し、学生向けの創作活動の拠点にしていきたいと考えています。



地域との協働内容


・東城路まちなみ協議会 

自治会など約10 団体からなる協議会と、ヤマモトロックマシン自治寮の壁画プロジェクトの運営などで協力しています。


・東城女性会

壁画プロジェクトのイベント参加者へ食事提供や、イベントのスタッフとしてご協力いただいています。


・ヤマモトプロジェクト

壁画プロジェクト進行の全体的なサポートをしていただきました。

また、建物の利活用を目的としたDIY イベントの企画、実施を一緒に行っています。





実践者

東新会 代表 

樫原節男さん

1956 年生まれ庄原市東城町在住。建築士として活動しながら、近年はアートや音楽を絡めた歴史的建造物の保存再生・利活用など、まちづくり活動に取り組む。自身が関わるまちづくり団体は、平成28 年に「国土交通大臣まちづくり功労者表彰」等を受賞している。