活動レポート

ふるさと自然体験塾「おいしい楽校」

ふるさと自然体験塾「おいしい楽校」

NPO法人ほしはら山のがっこう

広島県三次市上田町388

浦田愛

NPO法人ほしはら山のがっこう 事務局長・ふるさと自然体験塾長

開校式は、田んぼの紙芝居から

開校式は、田んぼの紙芝居から

田んぼにいる生きものに会いに行こう!
でも、生きものが少なくなっとるんよ。

おじいちゃんとけんちゃんが、田植えの時期に、田んぼにゲンゴロウを探しに行くストーリーの紙芝居。
田んぼのいろんな生きものたちが登場します。
探検のなかで、おじいちゃんが、生きものが暮らしやすい田んぼづくりをしていることを知って、「おじいちゃん、かっこいい!」と目をキラキラさせるけんちゃん。

「田んぼをつくってるおじいちゃん、かっこいい!」

これは、ふるさと自然体験塾に来た子どものホンモノのつぶやきを拾ってつくったストーリーなのでした。

この紙芝居を読んで、いざ、田んぼに出発!!
田植えと生きもの探検に行こう!!!!!

ーーー
「けんちゃんとゲンゴロウ」/絵:金末忠則 文:浦田愛
尾道のゲンゴロウ米の方々やせら夢公園の方と一緒に制作しました。

みんなで田植え!

みんなで田植え!

やすじいの棚田へ到着。

「昔はこの谷は棚田がきれいだった。全部田んぼだった。
今はこの1枚だけになってしまった。
でもみんなが来てくれるけぇ、がんばれるんよ。」
と、やすじい。

棚田を維持するのが難しくなったことを知ったりしながら、実際に田んぼに入って田植えを体験しました。みんなで一列にならんで、田植えをしました。

あらあら?おしりで田植えをしている子もいましたよ(笑)

田んぼや周りの小川に棲んでる生きものに会おう

田んぼや周りの小川に棲んでる生きものに会おう

田んぼも、川も、入ってみなくちゃわからない。五感を通して体験することで、ふるさとの感じ方、見え方が変わっていきます。

田植えの後は、田んぼや小川の生き物探しをしました!

さて、どんな生きものがいたかというと・・・!??

ふるさとの生き物たちが棲み続けられる環境って!?

ふるさとの生き物たちが棲み続けられる環境って!?

田んぼには、2種類のゲンゴロウがいました。それから、アカハライモリや4種類のカエルなどなども。
小川には、ドジョウやハヤ(カワムツ)、ドンコ、ヨシノボリなどや、アカザ(地方名はテンキリ)、サワガニやいろんなヤゴなどなど、などなど。
いっぱいの生き物たちがいました。

子どももおとなも、生きものたちに大興奮です。
でも、タガメはホントに会えなくなってしまいました。
なかなか見られなくなっているアカトンボの話なども聞きました。

田んぼや川の生き物たちが棲みやすい環境って!?
棲めなくなってしまう環境って?

自然と人が共に生きられる環境を守り続けるにはどうしたらいいんだろう。自分に出来ることは何だろう。

生き物たちと遊んで育った子どもたちと、昔子どもだった大人たちへの宿題です。

インフォメーション

NPO法人ほしはら山のがっこう

Tel
0824-69-2888